お知らせ

iPadを使ったマインクラフト（Minecraft）でのプログラミング学習は、
遊びの中に論理的思考・創造性・協調性が自然に含まれており、放課後等デイサービスの療育にも適していると考えられます。

今回はマイクラの「思案書（設計・計画書）」を活用し、実際にあたたかい家づくりに挑戦し、発表まで行いました。


【健康・生活】
・思案書をもとに、手順を考えながら進めることで計画性・見通しを立てる力を養う
・自分のペースで取り組む中で、作業の調整力や集中の持続が身につく
・家づくりを通して「住みやすさ」や「心地よさ」など、生活環境への意識が育つ

【運動・感覚】
・操作の繰り返しで、手指の調整力・巧緻性が向上
・画面上の空間を把握しながら建築することで、空間認知力が育つ
・細かな配置や向きを整えるなど、視覚―運動協応のトレーニングになる

【認知・行動（中心領域）】
・思案書を基に実際の家を作ることで、計画 → 実行 → 修正の流れを経験
・「あたたかい家とは何か？」を考えることで、論理的思考力・要因分析の力が育つ
・こだわりポイントを考え、形にする中で、創造力・問題解決力が向上
・発表に向けての準備を通して、自己管理力も高まる

【言語・コミュニケーション】
・完成した家の工夫点やこだわりを言語化することで、説明力・表現力が向上
・発表場面で、順序立てて話す練習をすることで、話の構成力を育てる
・他児の作品を聞くことで、理解力・傾聴姿勢が養われる

【人間関係・社会性】
・発表会で互いの作品を認め合うことで、承認経験・自己肯定感が高まる
・作業中、周囲と情報を共有したり相談したりすることで、協調性・社会的スキルを育てる
・自分のアイデアを伝える経験を積み、自信と社会参加意識につながる



今回の活動は、「思案書（計画）→ 建築（実行）→ 発表（共有）」という学びの流れを明確にした活動となりました。

マインクラフトは、遊びながら考え、作り、伝える力を伸ばすことのできるツールです。